人の失敗を引き起こす決断疲れとは!?
“習慣化は人生を豊かにする”
数多くの著名人が習慣化の重要性を謳っています。
しかし、中には習慣化の重要性を感じない方もいますよね。
では、習慣化の特徴に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
・毎日できること
・無意識にできること
・当たり前にできるようになること
など、人それぞれの印象があるかと思います。
上記3つは全て正解ですが、その本質を知らないと重要性については納得できませんよね。
今回はその習慣化の重要性部分にフォーカスを当てて説明します。
限られた人生を少しでもより良く生活する為にも大切な知識となります。
読み終える頃には習慣化を実践してみたいと考えが変わるかと思います。
決断疲れとは

皆さんは決断疲れはご存知ですか。
例えば、
・今日のご飯は何にしよう?
・今トイレにいくか、もう少し後にいくか
・200万円の車を買うか、買わないか
など、生活には選択を決断する場面がありますよね。
この”決断”ですが、実は1日の回数制限があります。
その回数制限は1日約9000回と言われており、それを超えると、頭が鈍り、最適な決断が出来なくなり、疲労を感じると言われています。
皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか。
「今日は仕事が終わって家に着いたら、資格取得の勉強をするぞ!」と朝に意気込んだものの、仕事の疲れから、帰りにビールを買い、家に着いたら勉強はせずに晩酌をしてしまうことなど・・・。
その他、新しい事を学んだときや知らない場所に行ったときなど、
「今日はいつもより疲れたな〜」と思ったことはありませんか?
人は慣れていない物事を行う際に多くの決断をします。
そのため、激しい運動をしたわけでもないのにいつも以上に疲れを感じます。
しかし、この決断疲れは睡眠をとると回復します。
その為、1日を心地よく過ごすにはこの決断疲れを感じない事が大切です。
決断疲れを回避する方法

この決断疲れを回避する方法が習慣化を取り入れる事です。
”スティーブ・ジョブズ” や ”マークザッカーバーグ”が習慣化を取り入れているのは、まさにこの決断疲れを回避するためです。
習慣は無意識に行う事ができ、意思決定を必要としません。
つまり、習慣は決断する事なく行動を起こせます。
そのため、習慣を増やすことによって1日の決断回数を減らす事ができ、決断疲れを起こさないことができます。
習慣と決断の関係性

習慣と決断を伴う行動は対比する関係であり、2つの関係性は脳の構造から成り立っています。
◆決断を司る前頭葉
決断は前頭葉と呼ばれる脳の部位によって処理されています。
この前頭葉は集中力や自制心、目標設定などの将来を見据えた意思決定を行う事ができる、とても重要な部位です。
しかし、前頭葉は非常にエネルギーを必要とし、疲れやすい特徴があり、この疲れが決断疲れのことです。
そして、前頭葉のエネルギーがなくなると、脳は前頭葉の代わりに大脳基底核と言われる部位を使うようになります。
この大脳基底核が習慣を司る脳の部位です。
◆習慣を司る大脳基底核
大脳基底核は、特定のパターンを認識すると、無意識にその行動を繰り返す指示を送ります。つまり、習慣化されていることは大脳基底核に記憶されています。
そのため、記憶されているものが良い習慣であれば、負担が少なく快適な日常を歩む事ができます。
悪い習慣であれば、負担はないですが、良い生活は見込めないですね。
そのため、悪い習慣で前頭葉を使い切った状態にしてしまうと、人は悪い習慣をしやすくなります。
それを回避するためにも日頃から良い習慣を身につけ、前頭葉が疲れた時でも自身の目標に向かって動けるようにしておくのが理想です。
まとめ
今回は決断疲れについて説明致しました。
決断回数が多い人は、前頭葉が疲れてしまい、重要な決断を行う時に最適な判断ができなくなります。。
意思決定を必要としない、習慣化された行動を増やす事で、この決断疲れを回避する事が大切です。
そして、前頭葉が疲れた時は、代わりに大脳基底核が動きます。
大脳基底核は習慣を司るため、日頃から良い習慣を身につける事で、疲れた時でも悪い習慣を回避できます。
これから習慣化を目指す方は、今回説明した内容を頭に入れ、実戦していきましょう。
参考図書
参考サイト
https://note.montblanc.design/n/nfdad2a87e1f7
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